VirtuaREAL.00 を振り返って

VTuberオリジナル楽曲アルバム「VirtuaREAL.00」

【公式サイト】 https://www.virtuareal.net/

 

USAGI Productionを立ち上げてから約1年、このプロジェクトを企画してから8ヶ月、先日「VirtuaREAL.00」大阪公演・東京公演を終えて自分の中で思ったこと、感じたこと。

本当は色々書きたいんだけど内容が濃すぎるので、ラスト6月26日東京の両公演の振り返り。

 

 

開演してからコラボドリンクや物販に列がずらり。

待つ側は退屈だろうけど、主催側からの気持ちとしては、楽しみにしてくれてたんだなって、この待機列を見るだけで嬉しいんだよなあ。

 

▼眠河ゆめな

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今回参加の中で一番マイペースな女の子(笑)

普段の喋りと変わらない天然さを発揮してて、大事な一番手、会場の空気を笑いで和ませてくれた。爪切りの下りが一番笑った。

どうしてもいつも自分を見てくれているファンの顔をリアルイベントで見てみたいってずっと願ってたので、夢が叶ったと言ってくれた。

 

 

▼エルセとさめのぽき

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大阪公演でも思ったけど、彼女たちの力って本物で、歌唱や世界観は当たり前だけど、何よりファンの方を大事にしてる。

生ライブ初めてとは思えないエルセちゃんの歌とぽきさんの計り知れないプロデュース力を尊敬してます。海の底からじゃなく、リアルの前で歌いながら感動してくれたエルセちゃんがぽろっと言ったセリフにおれも感動した。それを横目で笑ってるぽきさんにも笑った。

Project BLUE皆の団結力も半端なかったなあ。

 

 

▼KAN TAKAHIKO (DJパート)

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カンさんはVirtuaREAL.00に収録のAZKiさんハートビートの作曲者であり、昔からRemixのクオリティが良すぎて個人的に大好きです。

キャリアも違うだけあって、V楽曲だけじゃなくBad Appleや他ジャンルを混ぜ込んでのDJで盛り上げてて流石。これからもVの世界へ楽曲やRemixを提供していって欲しいなあって思った。

 

 

▼天羽よつは

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よつはちゃんはこの中でも超癒し系の萌えボイスが特徴のVTuberで、ファンも多かった。「この場所から」はVirtuaREAL.00唯一のバラード曲。

あにょさんが作曲なんだけど、実は大阪公演ではよつはちゃんが歌ってた時、感動して彼が横で泣いてたのを見た(笑)

背がちっちゃいから最前の方がしゃがんでくれたり、皆のマナーも良く見てる側もほんわかした。彼女宛てに立派なお花も届いてたし、確実にファン増えてるのでこれからも応援してます。

 

 

▼ワニのヤカ (大阪公演ではBatsuとコラボ出演)

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この2人の組み合わせが最高に面白かった。

Batsuから最初に出番に遅刻するヤカさんに電話をかけるという始まりでIFIFがスタート。ここで一気にお客さんの心を掴んだね。

彼は本当にエンターテイナー。どんな現場でも一緒で、今回初めてのV現場だけどおれの中では普段のBatsuと同じだったし、見る人の心掴む事はリアルもVも同じ。そういや珍しく緊張してた(笑)

ヤカさんは本当に多才すぎて羨ましい。これぞYACA!って感じの音楽性にラップが乗って、それでもってキャッチーでかわいい。リアルにいたら絶対女子からモテるやつ!

CDを買った人はVantaの歌詞見て欲しい。どーやったらこんな歌詞思いつくの。

 

 

▼白百合リリィ (大阪公演)

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彼女は大阪公演のみの出演。2番手を務めたんだけど、本当にしらゆりさんは天才。

トークが上手すぎる。普段のチャンネルからこんな感じのふわっとした喋りをしてるんだけど、時々英語の発音が異常に上手くてビックリする。当日まで魔王クロノさんの念入りな協力に感謝。

そんなしらゆりさんの楽曲「天使であれたら」は、歌うのが恥ずかしいということで作曲者のtakashimaさんを招いての歌唱。

そういえばネタと化したしらゆりプリン飲んだ人も多いのでは。

 

 

▼takashima (大阪公演)

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「天使であれたら」からのパスを受け、そのままDJパートへ突入。

VirtuaREAL自体の初のDJパートという事で、本人もお客さんも様子見感凄かったんだけどtakashimaさんの音楽性のあるプレイで一気にフロアの空気が変わった。

大阪公演が終わった後に「VTuberだけじゃなくてDJパートが最高だった」「このイベントはここが見せ所だった」みたいな意見が多かったのは彼の影響もでかかったと思う。

 

 

▼The LASTTRAK feat. somunia

 

DJ → somunia → DJ という大阪とは違うコラボ演出。

somuniaちゃんは始まった瞬間から、彼女の世界観に皆引き込まれていく。

ペンライトの青に染まるフロアは美しかったなあ。そしてTwinkle Nightのヤカさんとのコラボで最高潮に。

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そしてまたラストラに戻る。

最後はsomunia楽曲のセルフリミックスを連発。この音源欲しいーってイベント終わった後に聞かれたぐらい良かった。ここでCDに収録されてる「夏を待ちわびて」のRemixも披露。

説明なんかなくても音で証明してくれるDJの踊れるグルーヴ感とはこの事。最後には「水星」もかけてて存在感を示してた。

今回はTakachencoお兄さんだけだったので、また弟さんと共に2人の完全体ラストラを見たい。

 

 

▼いるはーと

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「あなたの心に〜いるはーと!!」

お決まりのセリフから始まる彼女はいつものマイワールドを展開。緊張してたのかちょっと普段よりも早口。

「トワイライト・ハート」はリリース直後itunesエレクトロ部門で1位に輝いた楽曲で、作曲者のJun Kurodaも感動してた。2人がツイッターで普通に友達みたいにやり取りしてるの見てるの面白い。てかいるはーとちゃん普通に歌上手いよね。もっと曲出せばいいのに!って思った。

会場にはつなこさんからUSAGI Productionにこんな立派なフラワースタンドを頂きました。

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▼AZKi

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もう説明いらないよねってぐらい安定の彼女。

透き通る声に加えて歌唱力も兼ね備えてるので最強オブ最強。歌ってみた・オリジナル曲共に持ち曲が多くて「今日どれ歌うの?」って期待が高まるのが分かる。

大阪は旧モデル、東京は新モデルでと両公演で差別化も測っててセトリも全然違う。ファンサービスが凄いしライブも安心して見入ってしまう。

トリ前の出番だったけど彼女を待ってた方多かったんじゃないかなってぐらい大御所感凄かった。

最後の出演者紹介でAZKiさんガチで寝てて、ツラニミズが出てきた時は爆笑。

 

 

▼tamu (DJパート)

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色んなVTuberの方やDJパートが終わった後のトリということで、もう残されてるのは1曲でも良い音楽をもっと知ってもらって「ああ今日のイベント楽しかったなあ」って感じて欲しかったし「来てもらった人に少しでもDJの面白さ」を伝えたい一心だった。

 

・大阪公演セットリスト 

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・東京公演セットリスト 

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出番前はワクワクしかなかったんだけど、途中ぐらいから「イベントが無事終わるっていう安心感」と「もう終わってしまう」っていう寂しさが混じってて凄いエモい気持ちになってDJしてた。

ラストの曲何にするか1週間ぐらい悩んだんだけど、CD最後のトラックに収録の「Sprint Sky」は自分が作詞もした特別な思い入れもあって、更にぽきさんが最高のRemixに仕上げてくれたのもあってこれを皆で歌ってフィナーレ。

 

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スクセバちゃん、急遽Sprint Skyの歌詞を当日急に出して欲しいってお願いしてから、出番までに作ってくれた。神対応ありがとう。

現場を思い出すような臨場感溢れるカメラマンのクロブチさんとタクボクくんは最高の写真を撮影。

大阪では映像サポートのキユくんとみのりちゃんもいてくれて本当に助けられた。

 

ホント超いい集合写真よねこれ。

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元々イベント企画自体はアニメ系のDJイベントが始まりだったけど、やっぱりこっちでもそれは変わらなくて、お客さんとの対話が音楽やフロアを通じてできる生のイベントってやっぱり好きなんだなあって再度思った。本当イベントって最高。DJも最高。

 

このプロジェクトを始めた段階では、正直全然VTuberの事を知らなかったし、分からない事だらけだった状態での見切り発車だったけど、ツラニミズが全ての始まりだった。今思えば彼との再会が全てを変えたと思う。

実は10年近く前から知りあってはいたけど、Vの世界で再会したのは本当に偶然でしかなかった。

 

CDを無事リリースできたのもイベントが無事成功したのも、右も左も分からないVの世界を導いてくれた彼がいたおかげで、何より音楽やリアルイベントへの理解、現場感がいかに重要かっていうのを共有しあえたからだったと思う。リアルもVも関係ないんだなって思ったし、これからも彼とどんどん面白いものを作っていけそうだって確信してる。

そしてウサプロの今や一番信頼おける映像のosirasekitaは一番苦労かけたし、一番頑張ってくれたと思う。彼は本当に楽曲・映像・VJプレイヤー全部において優秀なクリエイター。めちゃオタクだからこだわりも半端ない。

 

最後に、この半年ぐらいでいつの間にか音楽だけじゃなく、Vの世界がリアルぐらい好きになってて、その世界で生きてるVTuberはもちろん、それを好きなファンの皆がいるからこそ成り立ってるんだなあってイベントを通じて実感した。

 

V関係はもちろん、様々なエンタメカルチャーを造っていくUSAGI Productionを、そして私tamuを今後とも暖かく見守っていってくれたら嬉しいです。

 

 

USAGI Production 代表

tamu